あなたが対象としているお客様は、常に何かしらに悩んで、
何か知りたくて、スマホで検索しています。
仮の話をします。よろしければちょっと想像してみてください。
お客様のスマホ画面に、Googleの検索結果が表示されました。
あなたのホームページも、たしかにその中にあります。
しかし、あなたのサイトはクリックされませんでした。
さて、この時点で、このお客様はどんなキーワードで検索したのかわかりますか?
しかもそのキーワードが、月に何回も検索されている、今にも成約しそうなキーワードだとしたら、どうですか?
せっかくの「おいしいニーズ」なのに、それを拾えていないということになります。
成約のチャンスを逃がしまくってます。
でももし、そのユーザーをサイトに呼び込むことが出来れば、
成約してくれるかもしれません。
来店してくれるかもしれません。
そこで今回はまず!その秘密のキーワードを知る方法をお伝えします
【実際のキーワード事例】
先にその方法で導き出された結果というか、例を出しますね。
弊社の監修ホームページにバレエ教室のサイトがあります
http://satoko-ballet.jp/
「バレエ教室 福岡」というキーワードで、
3年半ほど上位表示(1位~3位)しているサイトです。
よかったら検索してみてください。
今回はこのサイトで導き出された例です。
まずコチラの画像をご覧ください
↓↓
簡単に説明すると、
「福岡市 バレエ 大人 初心者」というキーワードが、
1ヶ月に17回検索されていて、さらに1位に表示されているのに、1度もクリックされなかった(涙)
という悲しいデータです。
福岡という限られた商圏で、月に17回も検索されていて、
しかも読み取れるニーズは「初心者の大人でもバレエが習える福岡市の教室を探している」
という、中々「おいしいニーズ」です。
にも関わらず、このおいしいニーズを1ヶ月間全く拾えなかったということなんですね。
こういうデータは常に創出されます。キーワードは無限に生成されているからです。
弊社のように、これだけPDCAを鬼のように回しても出てきます。
だからもしあなたが、普段からこういう分析すらやっていないのであれば、
弊社があなたの業界に参入したら、あっという間に順位を抜くかもしれません。
だから頑張ってください。
とりあえずそれは置いといて、
結論。。。
こりゃあ大変です。メッチャもったいないです。
なぜこういう結果になったのか?
それを解明して、実際にホームページに反映させる。
そして結果を見てまたPDCAですね。
今回のデータでは検索順位は、ほぼ1位です。
つまり、1位表示にも関わらず、1度もクリックされていないということです。
もしかして、meta description(説明文)が悪いのか?
(そこを見て訪問するサイトを決めている人も居るので)
それともアレか?
みたいな感じで分析していきます。
分析が完了したら改善策を施して、サイトに反映させます。
※こういうコトを含め、他にも地道なことを専門的にやってるわけですね。
水面下で。。。だから他のバレエ教室のサイトに負ける気がしません。
では、このデータを出す方法です。
【コレを使ってデータを出します】
使うツールはWEBマスターの大好物「Google Search Console」です。
その中の「検索トラフィック > 検索アナリティクス」を使います。
こういう画面が出ますので、ここに全てチェックを入れます。
Google Search Consoleをサイトに設定していないと使えませんので、
使ってない人は今すぐ設定して、1ヶ月寝かしましょう。
やばいデータがわんさか取れます。(こっそり弊社にも教えてくださいw アドバイスします!)
これであなたが思ってもみなかった世の中のニーズや、
世の中が求めているものが手に取るようにわかります。
そもそも、お客様になる人はどんなキーワードで検索しているのか?
そして、そのキーワードで検索されたときに自社のホームページは見られているのか?
見られていないなら、それはなぜなのか?
そこを分析して対策していけば自然と顧客ニーズに合うホームページが育成されます。
するとホームページの価値が上がり、上位表示していくんですね。
SEOで一番大事な考え方は、
この「ホームページの価値を高める」ということです。
価値の高いホームページとは、
ユーザーのニーズを満たしているホームページを指します。
それを実現するために、このような研究や分析をするんです。
自分勝手に「良いサイトとはこうなんだろう。どうせ。」と決め付けるのではなく、
データから逆算して、ユーザーのニーズを満たすサイトを作るんです。
弊社が監修しているホームページが常に上位に表示されているのは、
そういうところをしっかりとやっているからです。
「お客様(ユーザー)の欲求(ニーズ)を満たす → 感謝される → 売れる」
商売の基本はネットの世界でも同じなんですね。
それと、よくアナリティクスなどで
「自分のホームページにはどんなキーワードで訪問されているのかなぁ?」
というのを調査している人がいます。
別に悪くはないです。弊社も毎日やるので。
しかし、そもそもあなたのホームページに、
その「訪問キーワード」がなければ、そのアクセスはありません。
たまたま書いた記事の中に、
検索されたキーワードが含まれていて、運良くクリックされただけです。
「そうか、こんなキーワードで訪問して来たんだな!」
だって狙っているキーワードを入れて記事を書いたんですから、
そのキーワードでアクセスが来るのは当たり前です。
狙ったキーワードでアクセスがあるのを見て、
「よし来たな!」という確認でしかありません。
さて、それを知ってあなたは具体的にどうしますか?
※アクセスキーワードを狙うことすらやってない人は論外です。
そうではなく、弊社がこれから必要だと思うのは、
実際に検索されていているにも関わらず、
ウチのサイトだけがスルーされた(涙)それはなぜだ??
コレを知ることだと思います。
どんなキーワードがユーザーの満たしたい欲求(ニーズ)なのか?
なぜそのニーズをウチのサイトは満たせなかったのか?
こっちの方が「どんなキーワードで来たのかな~」と、
のん気な分析をするより、遥かに成約率が上がります。
先程も書いたようにホームページの価値も上がります。
そこを目指しましょうね。
あ、それともし!
今回のように上位表示されているにも関わらず、
クリックされない事象を放置すると、
Google AIが「あれ?オレ間違って上位表示させちゃったかな?」
と判断して順位を下げますからね。
取得したデータとリアルタイムの結果が一致しない場合はそういうことです。
あなたのホームページの検索順位が上下しているのはそういう要因もありますよ。
せめて要となるキーワード周辺だけでも、きちんとデータ取りして分析&対策をしておきましょう。
ということで、今後もいろんな検証のやり方やツールをどんどん公開していきます。
おそらくあなたが知らないツールや分析手法もあると思いますので、楽しみにしておいてください。